diary

2007.09.19 [Wed]
ダンス・ウィズ・ウルブズ

大ニュースです!

僕のおじいちゃんが、習字のコンクールで大賞を取りました。

本当におめでとう!

小さい頃、おじいちゃんの家に行って、

習字を教えてもらっていたのが懐かしいです。

 

 

 

そんな僕も もう25歳。光陰矢の如し。

時が経つのは、あっちゅー間でございます。

ここ最近は、寝る前についついビールを飲んでしまいます。

悪い癖がついてしまった。

早くもオッサン化現象・・・?

 

ビールのお供は、やっぱり映画。

ビールを飲む頻度に比例して、映画の本数も増えてます。

 

ここのところ観た映画は、

●マーロン・ブランド主演の『乱暴者』/1953年

●ジェームズ・ディーン主演の『理由なき反抗』/1955年

●5/29の日記でも紹介した'The Sting'の

P・ニューマンとR・レッドフォードが共演した傑作、

『明日に向って撃て!』/1969年

●ケビン・コスナーが監督・主演・製作を手掛けた、

『ダンス・ウィズ・ウルブズ』/1990年

 

『乱暴者』と『理由なき〜』のM・ブランドとJ・ディーンは共に、

1950年代当時、若者の憧れの的だったそうです。

ビートルズもストーンズも、多感な十代の頃に銀幕の中の彼らを観て、

「カッコイイ〜!」なんて言ってたんかなぁ・・・。

そういう風に考えると、なんか面白いですね。

ちなみに若き日のマーロン・ブランドは、

『ゴッドファーザー』のイメージで観ると、別人でした。

どちらもマジでカッコいい。

 

 

 

個人的に一番グッと来たのは、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』。

原題は'Dances With Wolves'。

これは主人公の名前で、「狼と踊る男」という意味です。

ジャンル的には西部劇に入るのでしょうが、

同じ西部劇の『明日に向って撃て!』とは全く違うスタンスで

描かれていました。

 

ネイティヴ・アメリカンの歴史や生活様式に少し興味があったので、

そういう類の映画を観ようとネットで検索したところ、

この映画が一番にヒットしました。

そこに書かれてあったあらすじを見て、非常に興味が沸いたのですが、

ケビン・コスナー主演という事で悩みました。

 

こんな事を言うとファンにボコボコにされそうですが、

僕は今まで何となくケビン・コスナーが苦手で、(親父は大好きらしい)

「容姿が甘くて、なんとなく軽い」イメージを勝手に持っていました。

実際、大ヒット映画『アンタッチャブル』も、

アル・カポネに扮したデ・ニーロの方が印象に残ってました。

 

だけどこの映画を観て、それまでの印象を完全に覆されました!

演技の素晴らしさは言うまでもなく、

何よりも、「監督&製作もやってのけた」という点に

とてつもない感動を覚えました。

というのは、こんな風に 白人にとって不利な視点で西部開拓時代を描くのは、

とても勇気がいる事だと思うからです。

 

とにかく本当に、本当に素晴らしい映画でした。

僕たち現代人が忘れかけている「何か」。

それを、この映画は教えてくれたような気がしました。

 

 

 

皆さんも機会があれば是非ご覧になってください。

 

♪今日のBGM 'Africa'/TOTO