diary

2007.07.04 [Wed]
音楽とファション Vol.4

前回に引き続き、バンドTシャツについて語ります。

バンドTシャツを選ぶ時、もう一つこだわるポイントは、「質感」です。

バンドTシャツは、僕の中で大きく2つに分かれます。

それは、「ヴィンテージ」と「非ヴィンテージ(新品)」です。

ある意味、ギター等の楽器と同じですね。

 

ヴィンテージTシャツというのは、現在は基本的に、

大体1980年代までに作られたTシャツの事をいいます。

当時のツアー・グッズとして売られていたTシャツや、

アルバムの販促用として作られたTシャツ等が、 現在プレミア価格が付いて、

古着屋さんなどで売られています。 見る人が見ると、ただのボロ布かもしれません(笑)

それは楽器でもレコードでも同じでしょう。

 

しかし、音楽を愛するマニアにとって、それらは 当時の空気感を感じられる、

最高のロック・アイテムなのです。

何十年という時間の中で、オーナーからオーナーへと渡り歩いた 楽器やレコード、

そしてTシャツは、色々な人の音楽に対する 情熱や思い出が込められています。

 

ちなみにこれは志帆の私物で、Elvis Presleyの ヴィンテージTシャツです。

最新号のLackyRaccoonでも着たみたいです。

 

 

 

ただ、Tシャツは基本的に消耗品なので、 寿命が短く、

現存数もどんどん少なくなってきています。

(ギターと同じく、近年どんどん値段が高騰してます。)

その中で、デザインや状態の良い物を探すのには、非常に苦労します。

特にS〜XSサイズというのは、ロック・ファンからの人気が高く、

希少価値の高いアイテムとして認知されています。

 

なので、前回の日記にも書きましたが、 普通の古着屋さんだと、

ほぼL〜XLサイズしか置いてません。

どんなに安くても、決して手を出さないように!(笑)

僕も昔、バンT初心者だった頃に失敗した経験があります。

 

 

そうそう。さっき「質感」にこだわると言いましたが、

ヴィンテージTシャツは、新品Tシャツには決して出せない、

独特の色味や生地の質感があります。 現在とは使っているインクの種類や、

プリントの技術も違います。 そしてそれが経年変化によって退色して、

イイ〜具合になっているんです! マジでたまりません!!!

(この辺もギター等の楽器と同じですね。)

 

もちろん、新品にも良いバンドTシャツは沢山あります。

値段もヴィンテージに比べると安いので、僕もよく買っています。

 

 

ここで、僕のバンTコレクションの中から、 自慢の逸品をご紹介したいと思います!

僕が心の底から愛しているバンド、The Rolling Stonesが、

1981年に行った北米ツアーの時に作られたラグランTシャツ。

 

 

 

これはヤバイですよ!

このラグランTシャツと同じモデルの物は、時々古着屋さんでも見掛けるので、

まだ数はそれなりに残っているようです。

しかし!・・・ストーンズのように、世界でも稀な超人気バンドになると、

値段もバカみたいにはね上がるんですよ、奥さん!

 

これは、zip-fmのレギュラー番組でお世話になっている

富田教授(♂)から頂いた物です。マジで宝物です。

これだけは唯一、勿体無くて着れません。

プレミア価格で25,000〜30,000円くらいします。

 

長くなってしまいましたので、今回はこの辺で!

続きはまた次回。

 

♪今日のBGM "Time Is On My Side"/Irma Thomas