diary

2007.06.04 [Mon]
音楽とファッション Vol.2

前回の日記で、志帆ちゃんがファッションについてアツく語っていたので、

僕も負けじと、自分のファッション論を展開していきたいと思います。

 

Superflyの2人は1960〜70年代のロックを敬愛し、 音楽性はもちろんの事、

そのファッションにも多大な影響を受けました。

それは、彼らが身に付けていたアイテムそのものよりも、

むしろファッションに対する考え方、捉え方の方に影響を受けました。

 

現在と同じように、もちろん当時にも流行の移り変わりはあったのですが、

その中で、それぞれのアーティストが個性を主張し合っていました。

「人と同じ」では見向きもされなかった時代。

粋なミュージシャンは、互いをリスペクトしながらも、

決して他人の真似事をする訳ではなく、 ファッション(服装)を

「自分達のアイデンティティを主張する為のシンボル」 と捉えていたように思います。

 

そんな風に、良い具合の緊張が保たれた時代の空気感は、

当時の音楽を聴けばヒシヒシと伝わってきます。

僕たちは、これこそがミュージシャンのあるべき姿だと感じています。

 

それでは、ここで僕が愛用しているアイテムをご紹介していきたいと思います。

 

 

 

これは僕が、撮影の時もライブの時も、そして普段から常に着用している

ベルボトム・ジーンズです。

ちなみに「ベルボトム」とは、ベル(鐘)のような形をしている事から、

この名前が付きました。 「パンタロン」や「ラッパズボン」等、

色々な呼び方がありますが、 「ベルボトム」が正式な名称のようです。

(ちなみに「パンタロン」とは、フランス語で単に「パンツ」の意味で、

間違った外国語の解釈として広まってしまったようです。)

 

元々ジーンズは作業着だったというのは有名なお話ですが、

それがファッション・アイテムとして親しまれるようになったのは、

1960年代後半からと言われています。

60年代後半の学生運動や、70年代のヒッピー文化等、

「自由」や「反体制」を声高に叫んだ当時の若者が、

そうした活動のシンボルとして 愛用したのがジーンズでした。

中でも特に愛されたのが、このベルボトムだったのです。

 

以前にも書きましたが、ベルボトムを履くと、なぜか士気が高まるんです。

もしかすると、当時の若者の熱気が乗り移ってきてるのかもしれません。

あと、足が長く見えるというメリットもあります(笑)

 

ではそろそろ、長くなったので今回はこの辺で!

次回はもう一つの愛用アイテム、「ロックTシャツ」について語りたいと思います !!

 

♪今日のBGM "Hickory Wind"/The Byrds